大阪・北区の画廊「かとう美術」の代表を務める加藤雄三と、奈良・大和郡山市の「版画工房プレスアヘッド」を営む版画作家の北畑雅史が、贋作を流通させたとして逮捕されました。
有名な3作家の版画作品の複数の贋作を百貨店などに流通させた疑いです。
今回は版画作家・北畑雅史と「かとう美術」の加藤雄三の流通させた贋作などの作品について調べてみました。
目次
北畑雅史・加藤雄三の作品調査《かとう美術館贋作》
加藤雄三と北畑雅史が流通させた贋作の作品についてですが、次の作家の作品の贋作を流通させたことが発覚しました。
- 平山郁夫
- 東山魁夷
- 片岡球子
一般の方からすると馴染みのない方々かもしれませんが、3人とも素晴らしい作品をつくる作家です。
加藤雄三と北畑雅史は有名な作品の贋作を流通させることで利益を得ようとしていました。
- 東山魁夷の「白馬の森」
- 東山魁夷の「草青む」
- 山郁夫の「流沙朝陽」
北畑雅史が作った作品について
北畑雅史は「版画工房プレスアヘッド」を営む版画作家ということなので、北畑雅史の作品について調べてみました。
しかし、北畑雅史が作った作品については、見つけることができませんでした。
今後、北畑雅史の作った作品について何かわかりましたら情報を更新していきます。
北畑雅史の顔画像
こちらが北畑雅史容疑者の顔画像です。
インタビューを受けている時に撮られたものです。
現在では珍しく、マスクなしの顔画像となっております。
加藤雄三の顔画像
こちらが加藤雄三容疑者の顔画像です。
逮捕されて連行されているところの顔画像となります。
加藤雄三容疑者は北畑雅史容疑者と違ってマスク姿での顔画像となっております。
北畑雅史・加藤雄三の贋作事件の犯行動機について
北畑雅史容疑者は、加藤雄三容疑者に頼まれて偽物の作品の版画を刷ったということです。
北畑雅史容疑者の犯行動機については、「工房の経営のためにやった」と供述しております。
北畑雅史容疑者は、8年間で約800枚ほどのニセの作品を刷った認めております。
北畑雅史容疑者がもらった報酬についてですが、1枚あたり15,000円程度で請け負っていたそうです。
1枚当たり15,000円で800枚の偽物の作品の版画を刷ったということなので、合計で1,200万円ほどの報酬をうけとっていたことになります。
北畑雅史・加藤雄三によるかとう美術館贋作事件の概要
- 約8年前から加藤雄三容疑者から北畑雅史容疑者に偽物の版画の作成を依頼
- 約8年間で800枚ほどの偽物の作品の版画刷った
- 犯行動機は、北畑雅史容疑者の工房の経営のため
https://www.youtube.com/watch?v=_g1Z2wjYjhY